我が家のマイホームはBESS(ベス)のワンダーデバイスです。
2019年2月28日の「カンブリア宮殿」でも紹介されたログハウスメーカーの、ログハウスじゃないモデルです。
「BESS気になる」「ワンダーデバイス建てたい!」と考える方が気になるのは「実際建ててどうなの?」ってことだと思います。いろんな意味で普通の住宅ではないので不安に思うのも当然です。
そこで今回は、BESSワンダーデバイスの購入を検討している人が気になるであろう
- 住んでみて良かったこと
- 後悔していること、不満なこと
この2点についてまとめてみました。参考になりますように…!
BESSとは?ワンダーデバイスって何ぞ?
BESSとは「住む」より「楽しむ」をコンセプトとした国内シェアNo.1のログハウスメーカーです。公式サイトを見てもらったら分かると思うんですが、普通ではないんです。
「家は、道具。」「無駄こそ文化。」「梺ぐらし。」なんてキャッチコピーを掲げています。
展示場は展示場とは呼ばず「LOGWAY」と呼ばれています。
ワンダーデバイスは、BESSのラインナップの中でも一番人気の四角い家です。
フランクフェイス、ファントム、ボイドの3種類のモデルがあります。
基本的にBESSの家は、DIYやメンテナンスなど手をかけるのがデフォルトです。
我が家は導入していませんが、薪ストーブも推しています。
アウトドアや自然、DIYが好きな人なら大抵の人が好きになってしまう世界観です。
アウトドアに憧れている激務夫も、紫外線アレルギーのインドア妻も、止まったら死んでしまうの?な回遊魚的2歳男子(当時の年齢)も一目で気に入ってしまいました。
ワンダーデバイスを建てて良かったこと・メリット
子供大喜び。のびのび遊べる
ワンダーデバイスに限ったことではなく、BESSの家は基本的に廊下が無くて吹き抜けがあります。玄関から中に入ると、大きな一つの空間が広がっている感じ。
これが子供にはとても楽しいらしく、息子も我が家に遊びに来た子供たちもみんな決まってキッチンからリビング、階段を登って吹き抜け上の2階…と走り回っています。
吹き抜けからリビングを覗いて「おーーーい!」と呼びかけたり、リビングと2階でボールの投げっこなんかも良くある風景。
傷や汚れが気にならない
内装がラフな無垢の木の床と壁なので、多少の傷や汚れは味と思えます。
我が家は住んで2年弱。すでに床は傷や子供のクレヨン跡が結構あったり、日焼けしているところもありますがあまり気になっていません。
BESSの言う「経年美化」ですね。
ちなみに我が家はリビングの半分を土間にしていますが、これまたコンクリートなので汚れも傷も全く気にならずガシガシ使っています。
室内干しの洗濯物がよく乾く
年中室内干しの我が家にとってかなり嬉しいのがこれ。内装が無垢の木なので吸湿効果が高く、季節問わず洗濯物がすぐに乾きます。部屋干し特有の臭いも全く感じません。
引っ越してすぐはベランダに干していましたが、その時よりも乾きが早い気がします。
やっぱりこの雰囲気が大好き
内装が無垢の木であることや、展示場のインテリアだとか、BESSの持つ自由でラフな雰囲気や遊び心に惹かれてワンダーデバイスを建てました。だから、毎日好きなものに囲まれて暮らせる事が単純に嬉しい!
インテリアにこだわったり、好きではない掃除や整理整頓を頑張ったり。この家を大事に育てていこう!という気持ちです。
遊びに来てくれた人たちに褒めてもらえると「でしょでしょーー!」と声を大にして言いたくなります。
不安だったけど思ったより問題なかったこと
冬そんなに寒くない
大きな吹き抜けがあって仕切りがほとんど無い作りなので、きっと冬は恐ろしく寒いと覚悟していましたが、思ったより寒くありませんでした。
立地によってかなり違うから参考にはならないかもしれませんが。ちなみに我が家はうっすら雪が積もるとみんな大パニックになる地域です。
リビングのエアコンとアラジンストーブで家全体が程よくあったまります。薪ストーブがあればエアコンは必要無いかもしれません。
ただし、冬の土間はかなり冷たいです。
北接道プランで玄関入ってすぐリビング問題解決
BESSの家で心配なこととしてよく挙げられる「玄関入ったらリビング丸見え問題」ですが、我が家はフランクフェイスの北接道プランのためノーマルプランの玄関よりは多少独立感があります。
それでも完成を見るまでは、玄関先までの来客にリビングが見えてしまうのでは…と心配していましたが、玄関先からリビングはほぼ見えません。
土地の方角等の問題で北接道プラン一択でしたが結果良かったです。
メンテナンスは意外と楽しめる
BESSの家に必須なのが塗装などのメンテナンス。
我が家は夫が激務で私も基本的にインドア派なので、塗装とか面倒になってしまうんじゃないかな?と心配していましたが、これが意外と問題なし。家族でわいわいイベント的な感じで楽しめます。
ウッドデッキとベランダの塗装だと、丸一日で終わるくらいです。
ワンダーデバイスを建てて後悔していること・デメリット
土間と吹き抜けはルンバ使えないかも?
我が家はリビングの半分を土間にしました。そのためフローリングと土間に約10cmの段差ができてしまい、ルンバが導入しにくいです。
間取りを考えていた時はルンバいらないかなーと思っていましたが、今はルンバが欲しくてたまりません。
2階だけでもルンバを…と考えてはいるのですが、吹き抜けから落ちてしまいそうでためらっています。吹き抜け下はコンクリ土間なので万が一落下したら悲惨な事件になってしまいます。
ちなみに、段差のせいで土間の端にめっちゃ埃が集まります。かなりストレスです。
TVの音が筒抜け
リビングでTVを見ていると、寝室のドアを閉めていても響きます。吹き抜け上に聞こえるのは覚悟していましたが、まさか寝室までとは。
夫いわく、TVを壁掛けにしているので壁伝いに響いているとのこと。逆に寝室のTVは壁掛けでは無いので他の部屋には響きません。
夏の2階が地獄の暑さ
冬は意外と暖かいと言いましたが、逆に夏は灼熱です。特に2階がひどい!
屋根裏が無いプラス吹き抜けがある構造なので熱気が上にどんどん溜まります。
それと立地上仕方がないことなんですが、大きな掃き出し窓が西側に向いているのも熱をこもらせる原因になっていると思います。
DIYする暇なんて無い
これはうちだけかもしれませんが、DIYする暇が無い!
私はもともとハンドメイドとか物作りは好きなんですが、家具なんかのDIYは全くの初心者です。しかも、夫はかなりの激務のためなかなか夫には頼めない。
やる気と構想だけはあるのに、形にするまでのハードルが高いんです。もともと面倒くさがりのずぼら母なもので。
簡単な棚やフックをつけたり、ハンモックをつけたりくらいしかまだ手を加えていません。
外構も、予算オーバーのため自分たちでやろう!ということで未完成のまま引き渡してもらいましたが、もちろんほぼ手付かずです…。
今年こそは芝を植えたい!
間取りのツメが甘かった
マイホーム計画当初は、子供は1人で!と決めていたので子供部屋も1つしか作りませんでした。でも後になって2人目が欲しくなり、現在妊娠中です。子供部屋が足りません。
2階にトイレを設置するかどうかも、当時は必要ないと思っていましたが作るべきだったかな?と思うことが時々あります。
一番切実に思うのが、玄関横に土足で入れる大きな収納が欲しい!ってことです。ベビーカーの置き場に困っています。
全体の収納については不足ないんですが、玄関先は思っていたより物が溢れます。
BESSに限ったことではないんですが、間取りを考える時は5年後10年後その先…を考えて、いろんなパターンでシミュレーションすべきです!
まとめ
いろいろと書き連ねましたが、トータルでは大満足です。「後悔していること」としてまとめてみたものの、そんなに大した問題ではないと思っています。それよりも良かったことの方が大きい!
BESSワンダーデバイス、我が家はおすすめします!この感じ、好きな人は本当にハマります。
マイホームってほとんどの人にとっては人生で一番高い買物です。一括で買えるセレブの方のことは分かりませんが、少なくとも我が家は数十年もの住宅ローンを返していかないといけません。後悔の多いマイホームだと、ローンを返していくのが地獄のような苦行になってしまいます。予算の問題もありますが、できる範囲での最高な家を目指して頑張りましょう。
おわり。
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